【インタビューシリーズ】今回のゲストは『やさしさ』。

【インタビューシリーズ。】
懲りずにインタビューシリーズ。

今回はゲストの方を交えてのインタビューとなります。

では早速、今回のゲストは『やさしさ』さんです。

えっ

やさしさとはあの優しさ?
ぇえと、あの人の中に生まれる、感情の一種??

はい、そうです。
そのやさしさを交えて、今回は進めていこうと思います。

ー 何故この様な形式に?

はい、前回試みたインタビュー形式ですが、
なかなか客観的になりやすいこと、
それに対話形式だと読まれる方も自然に入りやすい所もあるんではないかと思ったからです。

それに単純に『やさしさとは何か。』というタイトルや切り口より、
テンポよく進むのではないかなと思い立ったのがきっかけです。

気持ちを擬人化する試みはなかなか面白そうなので、どんな結末になるのか
今から楽しみです。

【インタビューア】そうでしたか。わかりました。

グダグダになる可能性もありますが、そこは今ご覧のあなたの優しさに頼る事もあるかもしれません。ではいったん登場人物を整理させていただきます。

今回の登場人物は
まずこの私【インタビューア】以下表記【イ】。

そしてゲストの【やさしさ】以下表記【優】さん。

と、このブログ記事を今書いている、自分自身。
主に話を展開される【自】さんの三名でよろしいでしょうか。

【自】はい、そうなります。

【イ】わかりました。それではさっそく進めてまいりますね。
お二人ともよろしくお願いいたします。

ー やさしさ対談開始!!

【自】【優】よろしくお願いいたします。

【イ】ぉお、優しささん、声は聞こえますがどちらに??(声の元を探して辺りをキョロキョロ見まわしている)

【優】ぁぁ、普段私は人の目には見えません。敢えて言うならば、人の心の中に存在する、といったところでしょうか。

【自】なるほど、優しさは目には見えないモノですね。
あの人は優しい、とても優しい振る舞い。といってもそれは受け手の感じ方次第、
優しさ20g、とか重力を感じる物質ではないですね。

【イ】20g・・・。確かに。数値で比較出来ればわかりやすいんですけどね。
あの人は20gだったけど、この人のは50gもある。じゃあ50gの人が良い。とか。

現実ではそうもいかない。。。
という事は、心の中に誰もが持っている感覚的な意味でよろしいのでしょうか。

【優】はい、非常にわかりやすい例えですね。
本格的にすると脳内物質の働き、シナプス前細胞に神経伝達物質の合成系があり、
シナプス後細胞に神経伝達物質の受容体があります。
伝達物質がニューロン末端から放出されてシナプス感激を拡散→次の細胞が持つレセプターにはまり込んで刺激→信号が伝わって行きます。伝達物質にはいろいろありますが、気分や感情をコントロールして心の安定を保つ脳内ホルモン「セロトニン」の分配によって優しさを感じることが多いかもしれません。

シンプルに今回は感覚、という形でお願いします。

【自】優しい。。。

【イ】優しい。。。

【イ】コホン。では優しさに触れたところで、ずばり、優しさとは何なのでしょう。
と、先ほど【自】さんは受け手の感じ方次第、とおっしゃってましたね。

【自】はい。そもそも、『やさしさ』。と4文字で言ったとしても、
その単語から浮かぶイメージは人それぞれあるかと思います。

人によっては。。。
・丁寧に説明してくれた。
・病気で動けない時に看病してくれた。
・解けない問題を解決するように手伝ってくれた。
・手でもちあげようとて重たいものを持ってくれた。
・気づかないと恥かく様な事を正直に言ってくれた。

と、様々な状況で『優しさ』を感じるかもしれません。

【イ】(うなづきながらメモを取っている)

【優】(優しい眼差しであたりを見渡している)

【自】という事は、『優しさ』とは何かの『対象』に対し『行動』した『結果』が、「何かしらプラスになる」という現象の事を指すかもしれません。

「何かしらプラスになる」の中身についても様々ありますね。
成長をもたらす事がそうなる時もあるかもしれません。

ここでは『優しさ』=『(気分が上向きに変化する) 結果』とします。
そして、『対象』『行動』『結果』の三つの要素を元に考えてみます。

さてここで、『本当(本物)の優しさ』という言葉を耳にしたことは無いでしょうか。

【イ】ぁーあります! 『○○とは何か』という話題になった時に『本当の○○』とは?系はよく耳にするかもしれません。

【優】(・・・! 窓のそばにあるサボテンを見つけたようだ)

【自】はい。本当があるという事は偽物もあるということ。
では、何を持って本物、偽物と分けているのか、そして分ければよいのか。

その方面からアプローチしようと思います。

ー 本物と偽物とは?!

【自】わかりやすくするため、『対象』は「自分が相手に対して」で統一して考えてみます。

1. 自分が相手に対して『行動』した ⇒『結果』気分〇
2. 自分が相手に対して『行動』した ⇒『結果』気分×

上向きに変化する事を「〇」、下向きに変化した事を「×」で表記していきますね。
気分に向きがあるぞや?!という所ですが幸福方面が上で不幸方向が下という事で。

【イ】(ウンウンと頷きながら) 2は偽物っぽいですね。。

【優】(サボテンに何か話しかけている)

【自】ですね。ここで、『結果』もそれぞれ自分と相手と、分類できるかもしれません。

「自分が相手に対して」・・・

1. 『行動』した ⇒ 自分の気分〇 相手の気分〇
2. 『行動』した ⇒ 自分の気分× 相手の気分〇

3. 『行動』した ⇒ 自分の気分〇 相手の気分×
4. 『行動』した ⇒ 自分の気分× 相手の気分×

【イ】(メモする手をちょっと止める。顔を上げながら) 4は誰が得をするんでしょうか。。

【優】(サボテンに優しく頷いている)

【自】誰も得しませんね。。。こう書くとわかりやすいのですが、『悪口』は4にあたるかもしれません。『行動』した瞬間はスッキリしたと(3だと) 感じても、それを口から出した自分自身にも結果的にマイナスが返ってきます。

自分自身の放つ言葉はダイレクトに無意識が受け止め、自分を蔑む事に繋がります。

【イ】なるほど。。確かに、後々嫌な気分になってしまうかも。。。
その辺りも興味深いお話ですので、また機会を置いてじっくり伺いたいと思います。

・・・

・・・

・・・

【イ】さて、話戻しまして現時点で本物、偽物をまとめますと、

『本物(の優しさ)』⇒ 1
『偽物(の優しさ)』⇒ 3
と、なりますでしょうか。

【自】はい、4は除外してよいでしょう。後は2をどう扱うかですね。
と、ここでさらに『行動』に至る『背景』も付け加える必要があるかもしれません。

【イ】背景?

【優】(サボテンに水を上げている)

【自】はい。つまり、何を思って何のために『行動』にいたったのか。

ー『行動』に至る『背景』を分類?!

【自】今回は『行動』にいたった理由を3パターンに分けてみます。

『相手に取って良いから』
『自分に取って良いから』
『双方に取って良いから』の3パターン。

【イ】3つのパターンといえば、三方良しと言う近江商人の心得がありますよね。

「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。
売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということを示す言葉で。

【自】天や未来を加えて四方良しとも言うようですね。
どこまで続くのかとふと興味が湧いて調べましたら、六方よし(お客様よし,会社よし,仲間よし,仕入れ先,株主よし,世間よし)まで言葉が存在しておりました。

【イ】増えすぎると八方美人になりそうですね。

【自】はい。と、漫談はさておき、今回は『やさしさ』という事で少し範囲を小さく、『世間良し』までは行かず『相手と自分良し』の範囲で考えています。

1. 『相手に取って良いから』

1-1. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分〇
1-2. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分×
1-3. ⇒ 自分の気分× 相手の気分〇
1-4. ⇒ 自分の気分× 相手の気分×

2. 『自分に取って良いから』

2-1. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分〇
2-2. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分×
2-3. ⇒ 自分の気分× 相手の気分〇
2-4. ⇒ 自分の気分× 相手の気分×

3. 『双方に取って良いから』

3-1. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分〇
3-2. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分×
3-3. ⇒ 自分の気分× 相手の気分〇
3-4. ⇒ 自分の気分× 相手の気分×

ここで『双方に取って良いから』なのに、自分の気分×は矛盾してしまいますね。
なので3-3、3-4を除外します。

【イ】(メモを眺めながら) と、いう事はこういう事でしょうか。

1. 『相手に取って良いから』
1-1. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分〇
1-2. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分×
1-3. ⇒ 自分の気分× 相手の気分〇
1-4. ⇒ 自分の気分× 相手の気分×

2. 『自分に取って良いから』
2-1. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分〇
2-2. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分×
2-3. ⇒ 自分の気分× 相手の気分〇
2-4. ⇒ 自分の気分× 相手の気分×

3. 『双方に取って良いから』
3-1. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分〇
3-2. ⇒ 自分の気分〇 相手の気分×

【自】はい。同じように、『自分に取って良いから』で自分の気分×も矛盾していますね。
なので2-3,2-4も除外出来ると思います。

【イ】(頭をかきながら。。。) え~と、つまりは。。。(こんがらがってきたようだ)

【優】(ピクッ! おもむろにExcelを立ち上げ、猛烈なスピードで何かを打ち込んでいる。)

【優】(さっ!!)

  『行動』 『結果』
  『背景』 自分の気分 相手の気分
1 相手に取って良いから
2 ×
3 ×
4 × ×
5 自分に取って良いから
6 ×
7 双方に取って良いから
8 ×

【自】優しい。。。

【イ】優しい。。。

【自】(表を眺めながら)こうして整えるとわかりやすいですね。
さて、ここで何か気づく事が無いでしょうか。

【イ】えっ・・・。そう言われると。。あ!表で言う4と8も矛盾??

【優】(サボテンに視線を戻している)

【自】そうですね!
『相手に取って良いから』なのに『相手の気分』が×、
『双方に取って良いから』なのに『相手の気分』が×。

ここで大切なのは、『良いから』と言うのも非常にあいまいな言葉かもしれません。

【イ】つまりは??

【自】はい。『良いと思っている』だけの場合があるという事です。

【イ】!!!

【自】良かれと思っていた行動が、相手に取っては嬉しくなかった。後々考えるとそうだと思うえる経験はございませんか?

【イ】確かに。。身に覚えがたくさんありそうです。。。相手に取ってはありがた迷惑ですよね。。

【自】ですよね。。自分も思い返すとたくさん。。なるべくそうならない様に意識は必要かもしれません。

【優】(サボテンに微笑んでいる)

【自】という事で。。『やさしさ』が何かを知る上では相手が望んでいるかどうか、の分類も必要に。『思い込み』か、そうでないかの区別も必要ですね。

ー 相手が望んでいるかどうか

【優】(・・・)

  『行動』 『結果』
  『背景』 『思い込み』 自分の気分 相手の気分
1 相手に取って良いから  
2 ×
3   ×
4 × ×
5 自分に取って良いから  
6   ×
7 双方に取って良いから  
8 ×

【自】(優しい。。。)

【イ】(優しい。。。)

【自】とはいえ、『思い込み』かどうかの判断そのものも、実際には眼に見えないモノなので判断するのは難しい所かもしれません。

【イ】確かに。。世話になっている方だと、お節介だとしても断るのにためらっちゃいます。

【自】反対に、『相手に取っては迷惑』と言うのが『思い込み』の場合もあるかも。今回はパターン分けなので、はっきりと『思い込み』かどうかを分けております。

もう一つ、『自分に取って良いから』と思う事がすでに『思い込み』なケースもあるものですが、今回は『やさしさ』についての考察なのでそのパターンは追求せず、除外して進めてみますね。

【イ】はい、お願いします。

【優】(サボテンに手を振っている)

【自】こうしてみますと、『結果』としてかぶっているモノもありますね。
自分、相手共に〇の1,5は『双方に取って良いから』の7にまとめて良いかもしれません。

【イ】つまり。。。こうですね。(見よう見真似でつくってみる)

  『行動』 『結果』
  『背景』 『思い込み』 自分の気分 相手の気分
1 相手に取って良いから ×
2   ×
3 × ×
4 自分に取って良いから   ×
5 双方に取って良いから  
6 ×

そして、現時点で本物、偽物をまとめてみますね。

わかりやすい所から。。。

『結果』で両方〇の
『本物(の優しさ)』⇒ 5 

『結果』で相手×の
『偽物(の優しさ)』⇒ 1、4、6

自分の気分×が混ざる2と3はどうなるのでしょう?

【自】2は『相手に取って良い』けど、自分の気分は×。
本物(の優しさ)なら、決して自分が×にはならないですよね。

少なからず見返りを【期待】してしまう事もあるかもしれません。

3は『相手に取って良いと思い込み』で、両方×。
憎めないレアケースになるでしょうか。。

本物かどうかと言われたらそうでは無いですよね。

【イ】つまり。。。『本物(の優しさ)』は互いに取って気分が良いモノ。という事ですね。

【優】(サボテンを撫でようとしている)

【自】そうですね。互いに取って『プラス』になるもの。

【イ】『プラス』とは。。気分が良い以外に??

【自】はい。結局はその人なりの『優しさ』の定義次第かもしれません。例えば、長い目で見れば相手に最善の利益、成長に繋がる事も優しさと言うのでしたら・・・。

長い目がどれ程の期間とか、それが成長に繋がるというのはどの視点から見れば。ともなりますよね。

【イ】(考えながら) 確かに。。その時は嫌われるけど、相手の成長に繋がるのなら。。となる時もあるかもしれません。
子育てをしていながら、怒るべきところはきちんと怒らないと。。と思う時もあります。

【優】(サボテンをナデナデしている)

【自】はい。ただ嫌われるかどうかは言い回し次第かもしれません。

【イ】(目を細めながら。。。) つまり、伝え方も大切だと。

【自】はい。もちろん緊急時はその限りではありません。が、日常の中での出来事でしたら普段からの振る舞いも大切かもしれませんね。自分の心を自分で満たす強さも必要でしょうし。

【イ】確かに。。余裕が無い時は、怒りっぽくなってしまいがちです。

【自】その上で、怒る現象がそもそも発生しないような工夫とか、わかりやすい説明が出来れば良いかもしれませんね。

【イ】なるほど。。。そういう気配りも優しさという事ですね。

【優】(!! サボテンの棘がささった!)

【自】(・・・!!)

【イ】(・・・!!)

【優】(棘を抜き、はにかんでいる)

【自】(笑)

【イ】(笑)

【サ】(笑)

【自】その場がほっこりと温まるのが優しさかもしれませんね。

【イ】さすが、本家のやさしさはシンプル 笑

【自】そうですね 笑 言葉としてニュアンスで説明するにはもの凄く深みある言葉。と、6000行を越えたあたりからそんな気がしてきました。

【イ】確かに。。もっと早くからうすうす気づけるような気もしないでもないですが、ともすれば表がボツになりそうな勢いでもありましたね。。。

【自】はい。。とは言ってもExcelからコピペで貼り付けだだけですが、色々試さないと。

【イ】なるほど。新しい試みってやつですね。挑戦するのはいい事です。方向性はさておき。

【自】さておいていいのかはさておき。そろそろまとめましょうか。

【イ】はい。ではズバリ『やさしさ』とは何だと思われますか。

【自】『やさしさ』とは。心を温める行為、かもしれませんね。

【イ】なるほど。ありがとうございます。本日は長い時間ありがとうございま

【自】あっ!

【イ】えっ?

【自】『やさしさ』を語る上で大切なことを忘れておりました。

【イ】はい、なんでしょう??

【自】『やさしさ』は、受け手の感じ方次第でもあるという事です!!

【イ】!!! それはつまり、『やさしさ』もキャッチボールの様なものと?

【自】はい。ボールを投げるコントロールが多少悪くて不器用でも、『受け取り』手の技術次第でもほっこりはできるもの。

【イ】確かに。それはあるかもしれません。。。

【自】はい。反対に『受け取り』手が受けるつもりが無ければ。。。

【イ】どんなストライクでも、ほっこり出来ない。

【サ】その通りです。

【自】【イ】(そっちが喋るんだ)

・・・

・・・

・・・

【自】『受け取り』手の技術とは。。。俗にいう心を開く、だったり、気づきだったり。

【イ】『受け取り』側の『やさしさ』という事ですかね。

【自】そっか! そうですね。『受け取り』側の『やさしさ』。

【イ】そういう事でしたら、まさにキャッチボールの様なものですね。

【自】そうですね! うまい事まとめていただけそうです。

【イ】『やさしさ』とは。心を温めるキャッチボールにあるもの。

【自】ここまでお読みいただいたあなたも、かなりの優しさ!!

【イ】ですよねー!! 感想や次の対談相手の希望とか、コメント下さいね!

【自】ぜひぜひ!! あなたのやさしさをお待ちしております。

【イ】お待ちしております。
ではそろそろ。ほんとに最後でよろしいでしょうか??

【自】はい、お願いします。

【イ】はい。では皆様。本日は長い時間ありがとうございました。

【自】ありがとうございました。

【優】^^

【サ】└|∵|┐

【自】(どこにでも、やさしさは待機しているかもしれませんね。)

【イ】(そうみたいですね)

以上、ご閲覧ありがとうございました^^