【学習における6つのステージ】ステージ1:最適な心の状態へ。

以前ご紹介しました、【コリン・ローズの加速学習法―「学び方」のまなびかた】より得た内容を引き続きのご紹介。

↓↓↓以前の投稿はこちら
得意なことの見つけ方?! 7つのインテリジェンス!!(多重知能理論)

学習における6つのステージ

今回から複数回に分け、(7つのインテリジェンスを伸ばす上でも)確実に成果の上がる学習の条件をまとめてモデル化した【学習における6つのステージ】をご紹介致します。

と、その前に。。。

まず、この本を素晴らしいと感じたのは、初版発行が20年以上前にもかかわらず冒頭「はじめに」において時代の流れを的確に表現されていた事でした。

今、世界は加速度の度合いを高めながら変化し続けています。

・・・

学びは人生を通じての冒険であり、子どもが学校に入る以前から始められ、卒業後も続けられるべきことです。私たちは決して学び続けることを忘れるべきではありません。

私たちの祖父の代は一生につき一つの仕事で通したものでした。
父母の代では二つか三つかの仕事をもったかもしれません。

今日、社会に巣立つ新卒者は、一生の間に三つか四つのキャリアを経るという恐ろしいばかりの未来に立ち向かわなければなりません。
三つか四つの仕事では無く、職業の異なるキャリアに挑戦するのです。

(抜粋: コリン・ローズ著 , 森 眞由美 編・訳(1996), コリン・ローズの加速学習法 ―「学び方」のまなびかた, PHP研究所, P1~2より)

ページを開いたとき、なるほど・・・確かにそうかも。と思わずうなづいてしまいました。

インターネットを活用する技術の発展、インフラ基盤の成熟、サービス展開速度の加速。

その結果、サービスが消費者の好みに合わせてこと細かくもなり、次々とサービスが現れる一方で全体的なライフサイクル(サービスの流行り廃りの寿命)がどんどん短かくなってきております。

それはつまり、各業界毎の流れ、職業の流動性も大きいという事。

10年前に、今ある人気職業を予想できた方はいらっしゃったでしょうか。。。

13歳のハローワーク公式サイト 人気職業ランキング

1位(1)  看護師
2位(2)  編集者
3位(3)  金融業界で働く
4位(17)  プロスポーツ選手
5位(4)  イラストレーター
6位(16)  警察官
7位(14)  パティシエ
8位(8)  公務員[一般行政職]
9位(9)  医師
10位(10)ファッションデザイナー

11位(5) ツアーコンダクター
12位(20) 保育士
13位(6) 建築家
14位(7) 作家
15位(23) ゲームクリエイター
16位(28) 美容師
17位(11) 臨床心理士
18位(15) 薬剤師
19位(25) 小学校教師
20位(21) PA[音響]

(カッコ内は前月の順位)

年代によって「なりたい!!」職も大きく異なるでしょうが、このようなランキングもございます。

※あくまで、月間アクセス数・ユーザ数等による順位とのことです。
※2018年9月1日~9月30日期間

(引用 : 13歳のハローワーク公式サイト | 人気職業ランキング

同じように、10年後の人気職業を現時点で正確に予想できるものでもありませんよね。
(※もちろん、人気職と将来性の高い職が一致するものでもございません。)

つまり、冒頭に三つか四つの仕事では無く、職業の異なるキャリアに挑戦するのです。
とあったように、職業そのものの必要性、移り変わりも激しく、1つの職業に安定を求める事が(過去の時代のように)必ずしも適切な選択とは限らず、柔軟に変化することも求められる時代でもあります。

実際にプログラミング、スマートフォンでアプリケーションを開発する上で感じましたが、最新OS、新しい機種への対応や新しい機能追加による知識吸収と、学ぶべきことは次々と湧いてきます。

そして、数か月に覚えたばかりの知識、技術が現時点ではすでに古くて使えないということも頻繁に起こります。

たとえば。。。
こっちのAと言う技術はちょっと前に出したばかりだけど、もっといいBという技術を発明したから、今後Aはセキュリティー的にも保証できないし、非推奨でその内使えなくするからBを使うようにしてね!!といった展開が速い世界でもあります。

そ、そんな・・・
せっかく覚えたのに・・・

と、なってしまいます 苦笑

では、どうやってそんな変化の激しい時代に対応すれば良いのでしょう。

・時代が変わっても応用できる、本質部分を理解する事
・新しい技能、知識を吸収する速度を上げる事。
の、両方のアプローチが有効になるかもしれません。

今回は後者、知識の吸収速度を高めるための、「『学び方の』まなびかた」
についての内容共有となります。

職業ごと変わるとなると大量に学ぶべき事があり、同じ職業上でも新しい技術を学ぶ必要があるとしましたら・・・

幸か不幸か、学習から逃れる事は出来ません!!

学習における6つのステージ:ステージ1

【学習における6つのステージ】全体像はこちら。

learning_stage_01

(赤い四角で囲っている部分が今回のステージ1。古代の壁画ではありません。)

【学習における6つのステージ】
ステージ1:最適な心の状態になります。

学習環境は、恐れやストレスの無いものにします。
学習者は何歳であっても、自分の学習能力が非常にしっかりしたものであることに気づきます。自己イメージを高める事から始めます。

学習者は、その学習課題を行うことが自分にとってどのような利益となるかを知るべきです。内的な動機付けは、集中力やより深い学習に繋がります。

雑念や心配事を一時透け置く手段を講じます。
学習が上手くいくことをイメージ化します。

(引用: コリン・ローズ著 , 森 眞由美 編・訳(1996), コリン・ローズの加速学習法 ―「学び方」のまなびかた, PHP研究所, P115~116より)

・リラックスする事。
・自己イメージを高める事。
・学習の意義を理解する事。
・学習が上手くいくことをイメージする事。

学習に入る前の心構えがまず大切!!という事ですね。

・リラックスする事。

リラックスすることで、情報を迅速に吸収できる「ストレスのない意識の冴えた状態」を創りだすと言われております。

・自己イメージを高める事。

学習に対する苦手意識、否定的な心的障壁を取り除き、「自分の能力には限りがある」という考え方から脱することも大切です。

・学習の意義を理解する事。

その勉強は自分にとってどんな意義があるのか。
ただ言われたからシブシブ学ぶ時と、もっと詳しく知りたくて率先して学ぶ時。
同じ時間を学びに費やしたとしても、学習結果は大きく異なるのでは無いでしょうか。

学ぶ事がこの先どうつながっていくのか、どんな意味があるのか。
その意味は、他人から与えられるものでは無いかもしれませんね。

・学習が上手くいくことをイメージする事。

イメージ、ここでもイメージ!!

それだけ、想像する事は脳をバランスよく活発にするのかもしれません。

続きはこちら・・・ステージ2:情報を自分にフィットした形で入手。