【学習における6つのステージ】ステージ2:情報を自分にフィットした形で入手。

以前ご紹介しました、【コリン・ローズの加速学習法―「学び方」のまなびかた】より得た内容を引き続きのご紹介。

↓↓↓以前の投稿はこちら
得意なことの見つけ方?! 7つのインテリジェンス!!(多重知能理論)

学習における6つのステージとは??

確実に成果の上がる学習の条件をまとめてモデル化したもの。

前回までのおさらい

ステージ1では最適な心の状態になることが大切でした。

学習における6つのステージ:ステージ2

【学習における6つのステージ】全体像はこちら。

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(赤い四角で囲っている部分が今回のステージ2!! この図は古代の壁画では・・・)

【学習における6つのステージ】
ステージ2:情報を自分にフィットした形で入手します。

学習者は、自分の感覚的な適性に合った形で情報を探り入れます。
新しい情報は特に覚えやすくするために、その情報の提示スタイルに手を加えます。

(引用: コリン・ローズ著 , 森 眞由美 編・訳(1996), コリン・ローズの加速学習法 ―「学び方」のまなびかた, PHP研究所, P115より)

情報を自分にフィットした形で入手します。

はい、そういう事です。

・情報を自分にフィットした形で入手し、
・自分の感覚的な適性に合った形で情報を探り入れ、
・その情報の提示スタイルに手を加えます。

・・・

・・・

・・・

ひょっとすると、?マークがあたりを飛び回っているかもしれません。

それってどういう事??ですよね。
仮にもし今、?マークが5個見えましたら、それを2つくらいに減らせればと思います。

少々ややこしくなってまいりますが。。。
なるべくシンプルに、説明してまいります!

・自分の感覚的な適性に合った形とは

感覚・・・

外界のいろいろな刺激によって生ずる感覚としまして(一般的には)五感が上げられます。
五感とはー視覚、聴覚、身体感覚、味覚、嗅覚の事ですね。

五感の内、多くの研究者によって人間相互のコミュニケーションでは特に3つ(視覚、聴覚、身体感覚)の形式の重要性が確立され、これらのコミュニケーション・スタイルが学習スタイルに反映されるべきだと言われております。

(この分野の主要な研究者であるジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーによって提唱されたコミュニケーション、能力開発、心理療法へのアプローチを目指す技法をNLPと言います。)

NLP(神経言語プログラミング)とは?!

Neuro-linguistic Programmingの略称で、人間の経験を生み出す3つの重要な構成要素である、神経、言語、プログラミングを対象とするもの。

NLPは1970年代の初期、アメリカのサンタクルズにあるカルフォルニア大学の言語学助教授であったジョン・グリンダーと、同大学心理学科の学生であったリチャード・バンドラーの2人の協力から始まりました。

2人は当時の3人の天才セラピストのセラピーのやり方を観察し続け、その中で共通のコミュニケーションのパターンがあることをつきとめます。
そしてそれらの発見したパターンを整理、系統づけ、実用的で第三者に教えられる療法のモデル作りとして発達を遂げてきたのがNLPとなります。

その後、セラピー以外にも営業や教育、健康や他者とのコミュニケーション等の様々な分野にて応用されております。

NLPでは、五感を用いて情報を取り入れ、蓄積し整理する方法(見る、聞く、感じる、味わう、嗅ぐ)を表象システムと言い、以下3つの形式にわかれます。

・視覚的(Visual)- 視覚化する傾向があります。
・聴覚的(Auditory)- 発表を聞いたり、問題を声に出して話すのを好みます。
・身体感覚的(Kinesthetic) – 「動作に関連する感覚」で、活動的な行動を志向することです。

何かを考えたり受け取った時に情報を呼び起こす時、人は3つの表象システムの内から1つを好んで用いると言われており、それを「優先的表象システム」と言います。

つまり考える内容に関わらず、人によって考える方法は異なり、絵で考える人も居れば、音や体感で考える人もいるという事です。

※このタイプは血液型のように常に固定されるものではなく、仕事やプライベートでは異るような多面性もあります。

今回は効果的な学習スタイルを見つける為、の視点でお伝えしております。

優先的表象システムは、どの「叙述語」を習慣的に使っているかによって知ることも出来ます。
nlp_vak
視覚的傾向が強い方は音声や口頭だけの説明では退屈で不満足となり、聴覚的な学習者はスライドだけの発表からはあまり多くを得ることは出来ません。

もちろん、人は好みの感覚だけでコミュニケーションしたり、学習したりしているわけではありません。が、ここでは学び手が好む方法で学習要素が表現されることで、より学習が効果的になるとされております。

つまり!!
ジャンケンのグー・チョキ・パーでいいますと、
グーならグー。
チョキならチョキ。
と、双方あいこ(引き分け)の方が理解しやすい!!!

なので、自分がどのタイプかを把握し、それに沿った学習をしましょう!!というのが、
ステージ2:情報を自分にフィットした形で入手します。の意味につながります。

あなたが教える立場でしたら、どのタイプに取っても伝わりやすいように視覚的、聴覚的、筋感覚的な活動をふんだんに取り入れたものが理想的な学習活動になります。

・ここでの結論!!

優先的な行動のとり方

シチュエーション 視覚 聴覚 身体感覚
集中している時 ものがきちんと片付いていないと、最も気が散る。 うるさい音がすると、最も気が散る。 動作、つまり身体的な邪魔が最も気が散る。
リラックスする時 読書をしたり、テレビを見たりするのがいい。 音楽を聴いたりするのがいい。 ゲームをしたり、スポーツをしたりするのがいい。
何かを覚える時 何回も繰り返してその事を書くことによって記憶するのがいい。 何回も繰り返してそのことを声に出して言う事によって記憶するのがいい。 何回も繰り返してそのことをすることによって記憶するのがいい。
学習している時 読んだり、文字や説明図表を見たり、ざっと図式化したりするのがいい。 口で説明してもらったり、講義を聞いたり、他かの人と話しあったりするのがいい。 没頭して、実際やってみたり、メモやカードをつくったりするのがいい。

(抜粋: コリン・ローズ著 , 森 眞由美 編・訳(1996), コリン・ローズの加速学習法 ―「学び方」のまなびかた, PHP研究所, P150~151より)

上記表を参考に、自分に適した学習スタイルを見つけましょう。

続きはこちら・・・ステージ3:突っこんで学びます。