【学習における6つのステージ】ステージ4:要点を頭に入れます。

以前ご紹介しました、【コリン・ローズの加速学習法―「学び方」のまなびかた】より得た内容を引き続きのご紹介。

↓↓↓以前の投稿はこちら
得意なことの見つけ方?! 7つのインテリジェンス!!(多重知能理論)

学習における6つのステージとは??

確実に成果の上がる学習の条件をまとめてモデル化したもの。

前回までのおさらい

ステージ1では最適な心の状態になることが大切。

ステージ2では情報を自分にフィットした形で入手。

ステージ3では突っこんで学びます。

ここまでを要約しますと、

効率の良い学習を行うにはまず心構えが大切!
そして、自分の得意な学習スタイルに沿い、学ぶことが大切!

その後、全体図から細部を学び、何より楽しんで学ぶこと!

と言った内容でした。

今回からステージも折り返し、4つ目のステージをご説明いたします。

学習における6つのステージ:ステージ4

【学習における6つのステージ】全体像はこちら。

learning_stage_02

(赤い四角で囲っている部分が今回のステージ4!! この図は・・・)

【学習における6つのステージ】

ステージ4:要点を頭に入れます。

学んだこと全体を思い出す鍵となるような重要項目を、要領よく頭に入れます。コンサート・リーディングその他色々な方法が考えられます。

(引用: コリン・ローズ著 , 森 眞由美 編・訳(1996), コリン・ローズの加
速学習法 ―「学び方」のまなびかた, PHP研究所, P116~117より)

・学んだこと全体を思い出す鍵
・コンサート・リーディング

・学んだこと全体を思い出す鍵

ここで一旦、記憶の五つのタイプをご紹介します。

1.Working(ワーキング)作動的メモリー
数秒以下の非常に短期の記憶で、同時にいくつかのことを心にとどめておくことを可能にする脳の制御装置。前頭葉皮質。

2.Implicit(インプリシット)内在的メモリー
どのようにして自転車の乗り、車を運転し、泳ぐかを覚えています。小脳。
「体で覚えた動作」の記憶になります。

3.Remote(リモート)遠隔的メモリー
クイズの優勝者などは、この種の記憶を持っています。多様なトピックについての一生涯を通じての情報の蓄積です。大脳皮質全体に拡散しています。

4.Episodic(エピソディック)挿話的メモリー
どこに駐車したか、昨晩テレビで何を見たかを想起するのを助けます。
海馬で創られる、最近経験した記憶になります。

5.Semantic(セマンティック)意味的メモリー
言語やシンボル、犬を猫の識別などを司ります。帯状回に位置しています。
最も失われにくいと思われる種類の記憶です。

三相の活動(記銘、保持、想起)としての記憶

何かを記憶するには三つの異なった相があり、これらの活動は別々に行われます。

1.Registration(記銘)
2.Retention(保持)
3.Recall(想起)

それぞれ以下の様なステップになります。
1.新しい情報に気づき、それらを長期記憶に移行させるための能動的な努力をします。
2.これらの情報を長期記憶に留保します。
3.必要な時にその情報を想起する事ができます。

1から2で記憶し、3で取り出す。

つまり、せっかく覚えたとしても、それを思い出せなければ意味がありません。
その「思い出す」と言う部分がまさに鍵となります。

たとえば。。。
部屋にバラバラに散らかっている大量の書類をダンボールに片付けたとします。

もしこの時、無作為に片づけたならば・・・
いざその書類が必要になった時にどうなるでしょう。
どのダンボールの中にあるのかわからず、取り出す事はできません。

それとは別に、書類毎にグループ分けし、ダンボールにそれぞれ目印となるシールをつけてみます。すると、目印をたよりに場所がすぐわかり、取り出せるのではないでしょうか。

「強く記銘し、関連付けを強固なものにするための鍵は何なのか」。
記憶の目印となるような鍵と共に記憶する事で、必要とするときに思い出す事が出来ます。

記憶の五つのタイプも参考に、ストーリーやシンボルに関連付けることでも既存の記憶のネットワークに付加・連結され、学べば学ぶほど記憶できる能力は高まっていきます。

・コンサート・リーディングとは?

わかりやすくいいますと替え歌!
音楽に合わせて絵本を読むこと。だったり。

脳が情報をリズムカルに蓄える事が知られていますので、外的な補助としてリズムを活用することは理にかなっております。

アルファベットを覚えるための、ABCの歌とかもそうですね。

A~B~C~D~♪とかの歌、一度覚えたら忘れないのでは無いでしょうか。

なかなか覚えにくいものでも、リズムと組み合わせる事で記憶しやすくなります。

他にも・・・
歴史の年号を覚えるための語呂合わせ等も、短いフレームではありますがリズムになります。

リズムを付けメロディに乗せる!
といったアプローチは、印象に残す上でもとても有効ですね。

続きはこちら・・・ステージ5:人前でやってみせます。